本の読み方
仕事が忙しくなると、本を読む時間が減ってしまう。
一冊一冊を熟読していると、間に合わない。
「では、本を読み終えるのが早い人たちは、どんなことを意識し、どんな工夫をしているのか」
何冊かの本を読み、その謎が解けた。
- すべてのページを読む必要はない。
- 覚える必要はない。
- 基礎知識を入れる。
まず、「すべてのページを読む必要はない。」について
目次に目を通し、自分が一番興味がある章にだけ目を通す。
また、目次を読んで「この章にはこういう内容が書かれているはず」と予想する。予想が外れた場合は、そこには自分が知らないことが書かれている可能性があるため、そこに目を通す。
「覚える必要はない」
覚えようとすると時間がかかる。
むしろ内容は忘れるもの、という気持ちで読み進める。
重要な内容はペンでラインをひく、メモをとるなど工夫をする。
「基礎知識を入れる。」
読書は冊数より自分にとって必要な知識が詰まった「良い本」を選んで何度も読むほうが大事。
本屋で売れている流行りの本より、昔から語り継がれている良本を読む方がいい。
そういう本には有益な情報やそのジャンルを学ぶためにおさえておかなければいけない知識が詰まっている。
そして、新作として売られる本は、そういう良本の内容を少しアレンジしたような内容のため、読む必要がなくなる。
ためになったこと:「学んだことを抽象化し、自分の仮説を立てる」
教養本は仕事にすぐ役立つ内容ではない。
しかし、学んだ内容を抽象化し、自分の知識(問い)にすることはできる。
例:働かない働きアリがいることにより、長期的な存続が可能になる
抽象化:会社で効率を求めて仕事をし、成績の悪い人を排除していたら、組織は滅びるかも?
本を読終えるのが早い人はどんな工夫をしているのかを調べるために参考にした本たち。
一冊選ぶとしたら、Daigoさんの本が一番読みやすいと思う。